人生を賭けた敗者復活戦!!30代後半から挑むエンジニアまでの道-プロローグ②-【エンジニアって何?】
前回はなぜ私が理学療法士とは別の道を歩みたいと考えるようになったのかを、それはそれは赤裸々にお話ししました。
※前回の記事です👇
読んでおわかりいただけたと思いますが、若かりし頃の私はただただ根拠のない自信によって支えられ、行動力はあるものの考えが浅く、迷走を繰り返していました。
(ただ当時の私は大真面目だったのでお許しを!)
今回の記事では、そんな私がなぜエンジニアを目指す事になったのかを書きたいと思います。
きっかけはアメブロ
私はブログを読むのが大好きで、子供が生まれてからはアメブロの育児ブログをよく読んでいました。
世の中にはたくさんの情報が溢れまくっていて、情報を得るには困らない時代になりましたが、そのかわりきちんと取捨選択をしなくては情報に振り回されてしまう危険性があります。
しかしブログというのはそのブロガーさんの体験に基づいた内容となっているので、いち情報としては非常に貴重で信頼度の高いものだと私は考えていました。
では当時の私が育児ブログを通して知りたかった事は何だったのか?
それは子供の言葉の発達についてでした。
わが家の長女は言葉の発達がひっじょーーーーーに遅く、2歳になっても意味のある単語を全く話しませんでした。
1歳過ぎまでは特に気にする事もなく、発達も発育も個人差があるからとあまり深く考えていなかったのですが、1歳半健診の通知に同封されていた問診票を見てまぁビックリ!!
(え?1歳半ってこんな事もできるの?うちの可愛い長女ったら、まだ赤ちゃんに毛が生えたくらいなんですけど!?)
問診票にチェックを入れ、『いいえ』ばかりがずらりと並んだ結果を目の当たりにした私の脳裏には、『長女発達障害説』が浮上しました。
そして夜も眠れず、食事も満足に喉を通らなくなるほどの心配に襲われ、子供の言葉の発達について鬼検索しました。
が、出てくる結果はどれも似たり寄ったりで、しかもそれは『2歳で発語がないというのは発達障害の可能性大。ただ2歳はまだ小さすぎるので、診断は3歳を過ぎてから行うのがよい』という悲しくなる内容ばかりでした。
こうなると不安が膨らむ一方だったので、今度は同じようなお子さんを持つ方のブログを片っ端から探しまくり、読み漁るようになったのです。
結局長女は3歳前から保育園に通うようになり、その頃から少しずつ言葉が出始めたので、私の不安は次第に軽くなっていきました。
(もちろん不安が完全に消えたというわけではありませんが)
なので情報収集のためにと読み始めた育児ブログではありましたが、長女の言葉の不安が薄らいでいくと、次第に日常生活での共感や発見を重視して読むようになりました。
前置きが長くなりましたが、2020年6月某日、その日もいつものようにお気に入りのブログをチェックした後、ランキングをうろちょろしていました。
するとあるブログのタイトルに書かれた文字が目に留まりました。
それは『天才をつくる子供の育て方』。
私は子供達に天才になって欲しいと思ってはいませんが、何かしらの育児の参考になればと思い、そのブログを読み始めました。
ブログの内容は、『ある社長さんが天才を作る子供の育て方という動画をYouTubeにアップしていて、それをみてものすごく共感できました』というものでした。
ブログには動画のURLも載せてあったので、私はそこをクリックし、とりあえずその動画を視聴する事にしました。
マコなり社長を知る
動画では若く端正な顔立ちをした青年が、天才を作る子供の育て方に関して熱心に持論を展開していました。
率直な感想としては、声も態度も堂々としていて共感できる点もいくつかあったので、悪くない内容だと思いました。
動画の最後で「自分は日本最大級のプログラミングスクールを運営している」と、簡単な自己紹介をしていました。
この社長こそがマコなり社長でした。
私はこの容姿にもお金にも恵まれた一見無双に見える青年に興味を持ち、他にも何か面白そうな動画はないかなと、彼の動画をチェックし始めました。
そしてある動画を見つけました。
それは『低所得を確実に抜け出す最速の5ステップ』というタイトルで、長らく自分の所得の低さに悩みまくっていた私は、どこか救いを求めるような気持ちでその動画を見始めました。
これからはIT
動画の詳しい内容は省略しますが、この動画のなかでマコなり社長は、「今からなんらかのスキルを磨くならテクノロジー関連のスキルがおすすめだ!!」と力説していました。
そりゃあこの人はプログラミングスクールを運営しているから宣伝のためにそう言うのだろうと思う一方、世界上位の大富豪がみなIT関連企業のトップである事は知っていたので、ITってやっぱ儲かるのかなと思いました。
それまで私がパソコンを必要としたのは、ネット検索とMicrosoft officeを使う時くらいでした。
さらに大学の情報処理の講義はなんとか単位をもらえたというレベルでしたし、マンガスクールで初めて触れたPhotoshopは、ちんぷんかんぷんすぎて全然ついていけませんでした。
なので私はパソコン関連の事は自分には向かない分野だろうと思い、それまでフルシカトで敬遠していました。
しかしこの動画をみた事でほんの少しだけ考えが変わり、まずはプログラミングやエンジニアというものについて調べてみる事にしました。