とりあえず、"SO WHAT?"

30代後半からエンジニア転職を目指すパート主婦が、転職活動や日々思った事を自由気ままに綴る雑記ブログ

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YO!SAY!!コロナは突然やって来た【コロナ感染体験記-①-】

コロナウイルスと女性

体調不良に襲われる

3/21、春分の日

祝日なので保育園はお休みです。

夫は仕事、私は休みだったので、娘達の世話は私の担当になりました。

いつものように昼食後3人で昼寝をしたのですが、昼寝から目覚めるとなんとなくダルい。

寝た後にダルさが残る事はたくさんあるのですが、この時は気つけのコーラを飲んでも全然シャキッとしない。
(私は酒、タバコは一切しませんが、コーラが大好き)

さらに全身の皮膚がヒリヒリする感じで、筋肉もピリピリと痛みました。

よく感染症の症状に「節々が痛む」とありますが、私は体調を崩したり感染症に罹患すると、関節よりも筋肉に痛みが出ます。

ただ夫にお願いしてマッサージをしてもらうと良くなる事も多いので、体調不良なのか筋肉痛なのか感染症なのか判断に困る事もあります。

この時は前日に家族で公園に行き、ちょっと重い荷物を持ったり身体を動かしたりしたので、筋肉痛になる心当たりが全くなかったわけではありませんでした。

私は仕事から帰ってきた夫に「具合が悪いから横になる」と宣言し、娘達と家事諸々を押し付けて横になる事にしました。

この時試しに体温を測ってみると、38.4度。

(え?私熱あんの?)

ダルさと全身のヒリヒリと筋肉のピリピリしか自覚がなかったので、これにはまぁビックリ!

しかしこれも、

筋肉がピリピリ痛む→前日の無理がたたって筋肉痛になった→筋肉痛は筋肉が炎症を起こしている→つまり炎症の影響で体温が上がった

という自分なりの結論に至りました。

とりあえずこの筋肉の痛みと熱をなんとかしたかった私は、市販の解熱鎮痛剤を服用しました。

するとしばらくして不快だった筋肉ピリピリは治まり、熱も37度台に下がりました。

(よかった…)

ホッとしたのもつかの間、今度は夫が「◯◯(長女)の身体が熱いんだけど!」と言い出しました。

試しに長女の体温を測ると38.5度。

(ここ最近気温の寒暖差も大きかったし、季節の変わり目で体調を崩したのかな。こりゃ数日後には次女だな)

そんな事を考えながら眠りについたのですが、しばらくするとものすごい寒気が襲って来て、毛布2枚に布団を被っているにも関わらず全身がガタガタ震えだしました。

この時の体温は39.1度!

このチグハグな状態に全く眠れず、この時はもう「キツい」という言葉が自然と口から漏れ出てしまうほど、身体がしんどくてたまりませんでした。

かかりつけ医を予約する

わが家は子供の体調に何かあればすぐに病院受診という考えなので、私と長女が熱を出した翌朝、夫がかかりつけ医に連絡し、予約をとってくれました。

この時の体温ですが、私は38.6度、長女は37.4度でした。

とりあえず病院側の判断で、私と長女はPCR検査をする事になりました。

出発前になって前日のコーラがたたったのか、私はお腹を壊してしまいました。

私はもともと胃腸が弱く、冷たいものを飲んだり食べたりすると、お腹を壊す事が少なからずあります。

そして酷い時は全身に冷や汗を大量にかくほどの激しい腹痛を伴うのですが、運の悪い事にこの時もまた、それクラスの腹痛が襲ってきました。

私は用を済ませてトイレから這い出ると、そのまま廊下に倒れ込むように横になりました。

横になりながら(フローリングが冷たくて気持ちいいなぁ)と思っていると、娘達を車に乗せた夫が私の様子を見に戻って来ました。

そして倒れている私を発見すると、「うわぁ!!」とものすごい叫び声を上げながら慌てて駆け寄ってきました。

「大丈夫!?救急車呼ぶ?」と夫が言うので、私は「これはいつもの腹痛だから大丈夫」と説明しました。

そしてゆっくり起き上がるとノロノロと車に向かって歩き始め、ようやく病院に向かって出発しました。

無情な宣告

次女はすこぶる元気でしたが、次女だけ保育園に預けるわけにはいかないので、病院には家族総出で出かけました。

症状のある私と長女だけ病院の個室に通され、夫と次女は車で待機する事になりました。

病院で体温を測ると、私は38.6度で安定の高さ。

長女はというと36.8度と出たので、(なーにー!?冷やかしで来たと思われるやんか!)と焦った私は、長女の腕を心なしかぎゅっと抑える感じでもう一度測り直し、37.5度という結果を得ました。
(要らない忖度)

この後暴れる長女を抑えつけてなんとか検体採取を終え、待つ事30分。

個室に入って来た看護師に「お母さん、ちょっとこのマスクに変えてもらえますか?」とそれはそれはごっつい医療用マスクを手渡されました。

この対応で私は全てを察しました。

(私コロナになったんだ)

職場ではウレタンマスクに不織布マスクを重ね付けし、フェイスシールドを着用していました。

利用者に触れる時はコスト無視で使い捨て手袋をつけていたので、利用者にうつしていない自信はありました。

ただ今こうして私と一緒にいる長女、車で待っている夫と次女に対しては本当に申し訳ない気持ちで一杯になりました。

途方に暮れ、泣きそうになっていると、医者が来て言いました。

「お母さんと娘さんね。間違いないよ。2人ともコロナ陽性でした」

(え!?長女も?)

さらに動揺する私に医者は「ここ2、3日接触があった人に連絡しといとね。一応漢方と熱冷ましを出しとくから」と言い残し、颯爽と去って行きました。

(長女も陽性?今はもうこんなに元気なのに?嘘でしょ!?)

私は体調不良などすっかり忘れ、これから先の事を考えると不安で不安でたまらなくなりました。