人生を賭けた敗者復活戦!!30代後半から挑むエンジニアまでの道-スクール編④-【ついにテックキャンプ卒業!!】
ここまで長かった!
いよいよテックキャンプを卒業します!!
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寂しかったライフコーチとの別れ
提出目標日を少しオーバーしたものの、なんとか実装課題をクリアし、最
実装課題に取り組んでいる時は、目標日までに終わらせる事ができるだろうかという焦りから年甲斐もなく泣きながらパソコンに向かう事もあったので、この時は本当に心から安心しました。
しかし、無事に終わって全て良しというわけではありませんでした。
というのもキックオフから非常に親身になってサポートしてくれていたライフコ
これは結構ショックでした。
最後の面談では正直こみ上げてくるものがありましたし、彼女のサポートに報いるためにもあと少しの学習期間を全力でやり抜き、必ず卒業すると改めて誓いました。
こうしていよいよ最終課題に取り掛かるのですが、この頃私の中で
ちょっとだけシャンポリオンの気持ちがわかった
最終課題はフリマアプリの
最終課題ではTrello(業務管理ポータル)を使用し、アプリ完成までの作業工程がそれぞれタスクカードに区切られていました。
タスクを済ませた後メンターに提出し、メンターからLGTM (Looks Good To Me の略で、「良いと思うよ」という意味)が出たら次のタスクへ進むという段
実装課題では、数え切れない程エラーを出しました。
こうだろうと思って実装したコードなのに、違うよ〜んと弾かれる
しかもエラー文に書かれているアドバイスはホワッとしていてわからないし、そもそもエラーは英語で出るしで、
最終課題は実装課題よりも遥かにボリュームがあったので、ものすごく気を引き締めて取り掛かったのですが、取り組み始めてすぐ私は自身のある変化に気付きました。
実装課題でエラ
このエラーが何を何を言っているかがわかる。
だから修正箇所の予想がつく。
予想が当たるとよっしゃぁぁぁ!!!ってなる。
こうなるとちょっと面白くなってきて、私は最終課題の実装がだ
これまでは好きか嫌いかは関係なく(正直に言うと嫌いでしたが)、ただ
しかしここにきて少しばかり楽しさを覚え学習が嫌ではなくなった私は、1日のうち2つのタスクをクリアする事もあるほど課題にのめり込み、結果的に課題提出期日の
最終課題の提出を終えた後、新しいライフコーチと面談がありました。
「こんなに早く最終課題を済ませてしまうなんてすごいですね。次々とタスクが片付いていくので、こちらも見ていて気持ちいいでした」
彼女は真剣な表情で褒めてくれました。
「でもカリキュラムを見たり、ググったりしていいなら、そんなに難しい事ではなくないですか?」
私はそう答えましたが、これは謙遜でもなんでもなく私の正直な気持ちでした。
それを聞いても彼女は、「そんな事ないですよ。まつかぜさんはもっと自己賞賛をした方がいいと思います」と言って褒めてくれました。
私は自己肯定感をあまり育くむ事ができずに大人になってしまったのですが、ありがたい事にテックキャンプではたくさん賞賛していただく機会に恵まれました。
最終課題を提出した後、私は余った時間を使って保育園の連絡帳アプリを作りました。
超絶シンプルで、Ruby on Railsでできる最低限の機能しか持ち合わせていないアプリですが、全て自分
最終課題発表会、そして卒業!!
最終課題発表会はzoomで行われ、約半年ぶりに同期生が顔を合わせました。
実はキックオフの時同期は私も含めて5人だったのですが、1人がリタイアし、最終的に同期は4人になってしまいました。
最終課題発表会ではそのうち3人しか出席できなかったので、結局1人の同期とはキックオフの1度しか顔を合わせる事ができませんでした。
発表会当日はライフコーチの進行で、最終課題について、学習を通しての学び、スクールの感想などを1人ずつ発表していきました。
1人5分程度だったので、会自体はサクサクと進んでいきました。
私が発表を終えると、同期の男性が「あの期間でオリジナルアプリを1つ、しかも対象も用途も明確なものを作れるなんて、まつかぜさん本当すごいですよね」と言ってくれました。
もう1人の同期の男性も「Slackの学習の振り返り報告を見てもまつかぜさんは進み具合がめちゃくちゃ早くて、すごいなぁって思って見てました」と言ってくれ、本当にびっくりしました。
最後にライフコーチのスピーチがあって、最終課題発表会は30分程度で終了しました。
この後送られてきたアンケートに回答し、それをもってテックキャンプの全カリキュラムが修了、つまりスクール卒業という事になりました。
(終わった…。私はやり切ったんだ!!!)
受講前はプログラミングという未知の分野に挑戦する事、大金を払って受講を決めたテックキャンプのカリキュラムを修了できるかどうか、それはもう不安で不安でたまりませんでした。
しかしこうして頑張り抜いた事で、私は漫画家の夢を挫折した時に失った自信を、ほんの少しだけ取り戻せたような気がしました。
そして何よりライフコーチや同期生から褒めていただいた事が嬉しくてたまらず、その晩は気持ちが高揚して一睡もできませんでした。