人生を賭けた敗者復活戦!!30代後半から挑むエンジニアまでの道-スクール編③-【孤独と遠慮との闘い】
今回、第7話となりました。
ここまで読んでいただいた方、本当にありがとうございます!!
※これまでのエピソードはこちら👇
オンライン通話が苦手で質問できない
基礎コースを終えて応用コースに進むにあたり、ライフコーチと面
「とにかく理解度テストが不安だったので、なんとか合格点を取れてよか
と私が言うと、
「確かにテックキャンプの受講生は未経験からプログラミングを学
と、ライフコーチが言いました。
その後「何か困っている事はありませんか?」と問われたので、学習開始当初から思っていた事を思い切って打ち明けました。
それは同期や他の受講生との繋がりが全くないので、
以前はカリキュラムにチーム開発が盛り込まれていたり、教室で自
仕方ないとはいえ、キックオフと最終課題発表会以外に他の受講生
これにはライフコーチも納得した様子でしたが、だからといって
「あとはメンターさんに質問できない事ですかね」
私がそう言うとライフコーチはキョトンとした様子で「どういう事
私は初対面の人と会話をするのが超〜絶苦手です。
周囲からは「そんな風に見えない!!」と言われますが、それは私が心のさざ波を必死に隠しているからであって、間違いなく車の運転に次いで苦手だと断言できます。
理由は3つあって、
①初対面の場合当然ながら相手がどんな人なのか情報が全くないので、うまく会話を進める自信がない。
②うまく会話を進める自信がないので、とにかく気を使って疲れる。
③反対に相手の方から不意に心ない言葉を投げ掛けられる可能性もあり、この場合初対面の人だと心構えができてなくてダメージが大きいので、自分を守る為の保険を考えておかないといけない。
からです。
もちろんこの理由をいちいち話す必要はありませんので、ライフコーチにはただ「なんか変に気を使っちゃって質問できないんですよね〜」とだけ説明しました。
そもそもテックキャンプでは、教室ではなくオンラインでメンターに質
1つはチャットで、もう1つはテックコネクトというオンライン通
チャットは何度か使ってみたのですが、質問が難解であればあるほどチャットでのやりとりには限界があるので、結局テックコネクトに誘導されてしまいます。
テックコネクトは通話のボタンを押すと、手のあいているメンターが順に対応してくれます。
順次なので、「この前このメンターさんの説明が分かりやすかったからまたお願いしようかな」みたいな指名はできません。
メンターは2、3人というわけではなくたくさん待機しているので、テックコネクトでの質問は、ほぼ毎回初対面だと言えるのです。
加えてテックキャンプでは、質問をする際のルールがあります。
それは、
『5分考えてもわからない事は質問する。ただし質問をする際は自分なりの仮説を立ててから質問し、メンタ
というものです。
これはもうテックキャンプに限らず、他人様に何かしらの質問をす
私も「これどう思います?」ってザックリした質問の仕方をする人は、「
とはいえ、改めてそう言われてしまうと小心者の私の中ではちょっとした緊張感が生まれてしまいまして。
しまいにはこんな簡単な事聞くなよって思われたら嫌だなとか妙な
それならば!!
いけるところまでGoogle様と二人三脚で頑張
(独学?)
そんな感じで黙々と学習を進めていたのですが、気付けばメンターの力を
(ちなみにメンターへの質問の際は、画面のスクショや予め設定しておいたGoog
この話を聞いてライフコーチは、メンターに質問する勇気がなくて
それでも「応用コースに入ってしまえば基礎コースよりもグッと難易度が上がるので、きっとテックコネクトが必要になる場面が出てくる
ちなみにライフコーチのこの予想は的中し、コースが進んで難易度が上がると「気を使って〜」などと言っている余裕は全くなくなり、必要に応じてテックコネクトを使うようになりました。
実装課題
応用コースではdevise やサービス設計、GitとGitHub、RSpecを学んだので
ただこの時RSpecを学んで、私はテストコードを書くのが非常に嫌い
応用コースの次は発展コースですが、発展コースではRuby on Railsを掘り下げた内容と、JavaScriptを少し、あ
しかしこれらはさほど重要ではなくて、私にとって最大の懸念は、発展コースの最
これはもう読んで字の如く、最終課題に進むにあたって必要最低限
はい、ここに真っ新なエディタがあります。
Ruby on Railsを使ってこんな機能を持つアプリを作ってください。
と、突然言われましても、私にはできません。
私はエンジニアになる為には、アプリ制作の全てを1からできるようになる必要があると
そんな私の弱音を聞いたライフコーチは、
「そんな難しい事はさせません。エンジニアとして働いてい
と言って励ましてくれました。
ここで少し説明をはさみますが、Webアプリは超絶簡単に分類すると、『ユーザー側で動く(見た目)=フロントエンド』、『サーバー側で動く=サーバーサイド』に分かれます。
私がテックキャンプで学んだRubyというプログラミング言語はサーバーサイド言語にあたり、テックキャンプではRuby(とそのフレームワークであるRuby on Rails)を学ぶという観点から、多くの課題で見た目(view)のファイルは予め配布されました。
私の心配に反してそれは実装課題も例外ではなく、ライフコーチの言葉通りヒントもたく
しかし内容はまぁまぁ難し
ここを早くクリアして最終コースに進む事が出来れば、最終課題や
逆にここでもたついてしまえばどんどん学習スケジュールが立
私は来る日も来る日も時間を見つけてはトム(MacBook)にかじりつき、夜中の2時、
しかし結局提出目標日には間に合わず、私がこの実装課題を終えたのは期日を2日オーバーした1/