とりあえず、"SO WHAT?"

30代後半からエンジニア転職を目指すパート主婦が、転職活動や日々思った事を自由気ままに綴る雑記ブログ

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YO!SAY!!コロナは突然やって来た【コロナ感染体験記-②-】

落ち込む女性

※前回までのあらすじ

bisbow.net

家族全員PCR検査へ

医者と入れ替わるように、支払いと薬の説明のために看護師が個室を訪れました。

この時感染の経緯について聞かれたので、私は、

  • 感染が疑われる期間は、職場、保育園、スーパー、公園に行っただけ
  • コロナ陽性者との濃厚接触は当然なかった
  • このご時世家族以外の人間とマスクなしで1分も語る事はない
  • だから全くわからない!(←結論)

と説明しました。

あえて気になる事と言えば、保育園で園児達はマスクをしていないという事と、病欠の園児がいた事ぐらいだと伝えると、「それはコロナではなくて?」と言われたので、「コロナではありません」と答えました。

「じゃあ保育園で何か病気が流行ってたんですか?」と聞かれたので、「具体的にはわかりません。ただの病欠としてお知らせが来るだけです」と言いました。

この時看護師は少し考えて、「なるほどなぁ。親子同時ってのが珍しいですねぇ」と呟くように言いました。

そして「濃厚接触者である旦那さんと次女さんに関しては、今後保健所から連絡が来て、保健所が指定する医療機関PCR検査をするよう指示があると思います」と説明してくれました。

この言葉で一気に冷静さを取り戻した私は、(同居家族なのにそんな時間差の対応で大丈夫なんか?)と思いました。

さらに「親子同時ってのが珍しい」という先程の言葉も引っかかったので、「実は夫と次女も咳をするんですよね…」とさりげなく言ってみました。
(2人共熱はなかったのですが、咳はありました)

私のこの発言に「え!?旦那さんと次女さんにも症状があるんですか?」と驚いた看護師は、「症状があるなら旦那さんと次女さんも今ここで検査しましょう」と言い、すぐに2人の検査の手配をしてくれました。

車に戻って夫に事情を説明すると、夫は「わかった」と言って、次女を連れて病院の中に入って行きました。

そして40分後。

「△△(次女)妖精さん、パパ陰性でした」

と夫からLINEが入りました。

(お前もかーー!!)

私は心の中で、わが家のブルータス(2歳)に向かってそんな突っ込みをいれていました。

余談ですが着替えを嫌がったブルータスは、青いパジャマを着たまま病院に行きました。

個室で待機中に踊る次女

(↑病院の個室で待機中に謎のダンスをするブルータス。無症状のため余裕がうかがえる)

保健所からの連絡

病院から帰宅してすぐ、私が娘達をお風呂に入れました。
(夫は廊下と脱衣所の消毒作業)

お風呂からあがると私はすぐに横になりましたが、娘達は相変わらず元気で、キャッキャキャッキャ言いながら姉妹で遊んでいました。

(元気じゃん)

そんな事を思いながら少しウトウトしていると電話がなり、出ると保健所からでした。

冒頭で病院からPCR検査で陽性だったという連絡を受けたと説明され、身長・体重や障害の有無、介助の必要性などを聞かれた後、同居家族以外の濃厚接触者について聞かれました。

「ちなみに濃厚接触者とは、マスクなしで15分以上の接触があった人です」と説明されたので、私は職場ではマスクにフェイスシールドを着用していたので該当者はいないと思う、ただ娘達が通園している保育園では園児達はマスクをしていないので、濃厚接触者はいるかもしれないと答えました。

そして私は法律に基づき出勤停止に。

陽性判定日からおよそ10日を目処に療養し、自治体の担当者から連絡が来た時点で通常の生活に戻っていいと言われました。

陰性だった夫に関しては「部屋の中でマスク着用、もしくは部屋を別にするなどの対策をとっていますか?」と聞かれたので、「21日からしています」と答えました。

すると「では21日を0日として7日後、つまり28日までは出勤停止で、不要不急の外出は控えて下さい。ただし29日になったら通常通りの生活に戻っていいです」と言われ、次に療養について簡単な説明がありました。

自治体としては原則宿泊療養か入院を勧めていますと言われましたが、わが家の状況を考えるといずれも無理で、夫と話し合った結果自宅療養をすることにしました。
(私1人だったら喜んで行くんですがね)

体調管理として朝・夕の1日2回、3人分の体温を測定した記録を送信する事を条件に自宅療養の許可がおり、こうして長いコロナ療養生活が始まりました。

それぞれの症状について

私は発症日の3/21こそMAX39.1度まで熱が上がりましたが、3/23の朝には36.8度にまで下がっていました。

喉は「違和感?まぁあると言われたらあるような…」程度の異変はありましたが、咳、鼻水、呼吸苦といった症状は皆無でした。
(受診の時、酸素飽和度も99%でした)

それ以外の気になる症状と言えば、左側頭部が時々ピリッと痛むのと、2日ほど右側の卵巣辺りがめちゃくちゃ痛みました。

長女は陽性判定日の夜には37度台前半、翌朝には36度台にまで下がりました。

熱を測らなければ体調の異変に気づかなかっただろうなぁと思うくらい、熱がある時も下がってからも、普段の様子と全く変わらずとにかく元気でした。

次女に関しては完全に(偽陽性じゃないか?)と疑ってしまうほど、熱は常に36度台で安定していましたし、その他の症状もなく元気そのものでした。
(鼻水はありましたが、これは普段からです)

私は病院で貰った医療用マスクをし、夫も市販の不織布マスクをしていましたが、娘達はマスクを断固拒否し、自由気ままに思い通りにこの軟禁生活を過ごしていました。

さらに衛生観念がまだ乏しいので、涙、鼻水、つば、なんでもありです。

そして私と娘達の陽性判定から2日後。

ついに恐れていた事が起こりました。

家族で唯一陰性だった夫が、体調の異変を訴えたのです。