とりあえず、"SO WHAT?"

30代後半からエンジニア転職を目指すパート主婦が、転職活動や日々思った事を自由気ままに綴る雑記ブログ

20220328113618

泣いていいですか? 〜後編〜

睨む男性

「あの、まつかぜさん。引き継ぎに関して聞きたい事があるんですが」

昨日の出来事ですが、そう管理者から声を掛けられたのは、ちょうど利用者の昼食が始まろうかという時でした。

管理者に指示された通り相談室(個室)に行くと、管理者が入って来て、少し遅れてなぜかMさんも入ってきました。

そしてMさんは開口一番、「この引継書読ませてもらったけど、もうね、意味がわかんなかった。実際引き継ぎを受けた常勤職員も全然意味がわからなかったって言ってたよ」と言いました。

私はなぜ今になってMさんがこんな事を言い出すのかさっぱりわからず混乱しました。

それと同時にものすごく頭にきました。

混乱した理由としては前編でも書きましたが、引き継ぎを行う事は管理者とMさんで話し合った上で決定した事だと思っていたので、今更そんな事を言われてもと思ったからです。

そこで正直に「すみません。私としては管理者から引き継ぎの日時を言い渡された時、Mさんとしてもこの引継書の内容で良いと判断して、管理者と相談した上で日時を決めたものだと思っていました」と言いました。

するとMさんが「引き継ぎはいつだったの?」と聞いてきたので、「6月27日でした」と答えると、「あのさ、管理者からそう言われた時、なんで私に『管理者から引き継ぎの日時が27日と言われたのですが、引継書の方はどうだったでしょうか』って確認しに来ないの?有給とかの管理は管理者、業務の事は私に聞いてって私言ったよね?処遇(手当)の事とかは聞いてくるくせに、なんでそんな大事な事は報告に来ないわけ?」と言われました。

ん?

管理者から引き継ぎの日時を言い渡された時、あなたとしてもこの引継書の内容で良いと判断しての事だろうと思ったからって、私今言いましたよね?

だから確認しなかったって事なんですけど、意味わかりませんでした?

てか処遇の事とかは聞いてくるくせにって、その嫌味たっぷりな言い方やめろや。

なーんて思っちゃいましたが、私が勝手な思い込みでそのような判断をしてしまったのは事実です。

なので「Mさんのおっしゃる通り、勝手な判断をしてMさんへの報告を怠ったのは私のミスです。申し訳ありませんでした」ときちんと謝罪しました。

ただ本音を言うと、九割九分九厘納得がいきませんでした。

だって確認とか報告って、常に下から上へと一方的にしなければならないものなのでしょうか?

私はMさんに引継書を提出し、指示を仰ぎました。

キャッチボールでいうと私はMさんにボールを投げたので、次のターンはMさんだと思って待ちの姿勢に転じたのです。

そんな中管理者から具体的な日時を告げられたので、(ああ二人の中でOKが出たんだな)と判断したのですが、この思考の流れってそんなにおかしかったのでしょうか?

結果的にそれはMさんの常識からしたら逸脱した行為だったわけですが、私は私で、なぜ私ばかりが「これしました」、「あれどうでしたか?」と報告したり確認したりしないといけないのかと、どうしても納得できませんでした。
(じゃあコミュニケーションって何?って話)

さらに私は引継書に関して、前もってMさんに「実際の引き継ぎの場で大事なところは記入してもらって、書きながら記憶に落とし込んでもらう為に必要最低限の内容で作成してあります」ときちんと伝えていました。

それを管理者にも伝えましたが、「そんなに時間とれないから普段の業務の事は全く知らない訳じゃないしいいよ。LIFE(ソフト)の入力も手引書があるからいい。書類の事だけ教えてくれたらそれでいいから」と言われましたし、貴重な引き継ぎの時間を三十分削ってたった一時間で切り上げたのも管理者です。

さらに言えば引き継ぎの最中、彼女はしょっちゅう席を外してその場から姿を消していました。

それにも関わらず「実際に書類作成をやってみたけど全然わからない。この引継書を読んでもさっぱりわからない」というのはちょっと違うんじゃないかなと思いましたし、少なくとも一生懸命引継書を作成した本人を前にして口にする言葉としてどうなの?と思いました。
(まるで全く授業を聞いてないくせに試験の点数が悪いのを先生のせいにする生徒とモンペ)

以上のような背景があったので、私としては「引き継ぎはしたけど全然わからない」という事態を招いたのは管理者側にも問題があったのでは?と思えてならず、Mさんの一方的に私を責めるような言い方にめちゃくちゃ腹が立って来ました。
(Mさんがわからないのは普段訪問看護師として外回りに行き、デイサービスの業務には一切タッチしていないわけですから、当然と言えば当然です)

もちろん私は「一時間という短い時間だったので、充分な引き継ぎができませんでした」と事実を説明しました。

するとMさんは「でもまつかぜさんは最初、三十分くらいで終わるって言ってましたよね?」と言い返してきたので、私も負けじと「確かに言いましたが、でもそれは皆さんの理解度にもよるときちんと付け加えましたよね?」と反論しました。

それを聞いたMさんは「なら第二弾とかするんですか?」と言うので、ねぇもう何言ってんの?全然わかんなかったって言い出したのはそっちだよね?てか業務に関するあれこれを決めるのがお前ら上の立場の人間がやるべき仕事じゃないの?と呆れてしまい、「すみません。なぜそれを私に言うのか私には全くわかりません。そこはお二人で話し合って決めるべきじゃないでしょうか?」とはっきり言いました。

この後Mさんは、「あと引継書のここの文章だけどさ、『ペナルティーが待っている』とか感情的な言葉を並べたり、なんなのこれ?これってずっと残る書類だよね?そんな大事な書類にこんな書き方していいわけ?」や、「それにここ。『多少内容が荒削りになろうとも作成する事が重要』とか、そうならない為の引き継ぎじゃないの?」等、文章の表現にまでケチをつけてきました。

それってあなたの感想ですよね?
(byひろゆき

皆さんお気づきになったでしょうか?

私はここまでMさんに対して事実だけを述べて来ましたが、Mさんは私に対してずっと私見を述べて来ました。

全ての判断基準がMさんの物差しによるものなので、この話し合いは最初から最後まで公平性に欠けると言えます。
(最初から有罪ありきの裁判と同じ)

機能訓練に関する書類(計画書)を決められたタイミングできちんと作成しなかった場合、それなりのペナルティーが待っているのは事実なので、注意喚起としてそうひと言添えたのですが、何がいけなかったのでしょうか?
(てか感情的なのはどっちやねん)

余談ですが、今勤めている会社では、社長や社長の奥さんに気に入られた人間はどんどん昇進していき、寵愛の証として外車をプレゼントされるそうです。

Mさんも役職付ですし、赤い外車に乗っています。

そんなMさんが会社(社長や社長の奥さん)のために必死になるのはわかりますが、なぜこの言い回しを感情的だと捉えるのかさっぱりわからなかったので、もしかして役職しか知らない、こんな単語を持ち出されたら困るようなやましい事情でもあるのだろうかと、逆に勘ぐってしまいました。

 

ここまで散々口撃してきたMさんでしたが、最後になって「私はね、まつかぜさんの新しい門出を応援したいという気持ちがある」だの、「まつかぜさんが今までたったひとりで一生懸命この業務をしてきた事は知っているから、『引継書の内容がわからないからもうこの業務はできない』ってなって、まつかぜさんがやってきた事をここで途絶えさせるのはイヤなの」だの、「辞める時はお互いキレイな気持ちで終わりたいよね」だのと、迷言を連発し始めました。

サーセン

こっちとしては白々しくて笑止です!!

私はどちらかと言うと他人の言葉を素直に受け取ってしまう方ですが、さすがにここまでこき下ろされて、(そうなんだ!なんていい人なんだろう!)とサクッと気持ちを切り替えられるほどお人好しではありません。
(本心で言ってるとしたら逆に怖い)

結局引継書も業務引継書もやり直しとなり、引き継ぎ自体も第二弾をしないといけなくなるかもしれません。

 

本来なら多職種が共同で作成する事が義務付けられている書類を、私はこれまでたったひとりで作成し、管理してきました。
(超めんどくさかったけど、他にできる人がいないからとの理由で押し付けられる形でそうなった)

会社のやり方に不満はありましたが、任された以上、仕事に関しては責任を持って一生懸命やってきたという自負があります。

なので帰って来た夫に事の顛末を話しているうちに、なぜこんな理不尽な扱いを受けなければならないのか、なぜあんな酷い言われ方をしないといけないのか悔しくてたまらず、今までの事もあったので自然と涙が溢れ出てきました。

いつも気丈に振る舞う私の涙を見た夫はものすごく動揺し、「ヤバいな。俺なら憤死するかもしれんレベルだ」と言っていました。
(憤死って)

その後半分冗談、半分本気で管理者とMさんへの仕返しを考え始めた脳内中2の夫を嗜めながら、ただ普通に働きたいだけなのに、なぜこんなにもうまくいかないんだろうかと悲しくなりました。
(身内や友達に弁護士がいる人が羨ましい)

そしてこれまで働いて来た職場がどれもこれも酷かったので、これから先に待つ仕事での出逢いに対しても不安が大きくなり、働く事が心底怖くなってしまいました。

完全にトラウマです。

 

 

ブラック企業での日々を記録しているだけの、なんの足しにもならない記事にも関わらず、いつもはてなスターをつけて下さる皆様ありがとうございます〜