とりあえず、"SO WHAT?"

30代後半からエンジニア転職を目指すパート主婦が、転職活動や日々思った事を自由気ままに綴る雑記ブログ

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人生を賭けた敗者復活戦!!30代後半から挑むエンジニアまでの道-スクール編①-【ついにキャンプイン!】 

アメフトのキックオフ

今回は第5話になります。

※記載されているテックキャンプの情報は、私が受講した当時(2020年10月〜2021年4月)のものであり、現在は多少異なるかもしれませんがご了承下さい。

※これまでのエピソードはこちら👇

bisbow.net

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ついにキックオフ!!

6月にマコなり社長を知り、7月にテックキャンプの無料カウンセリングを受け、8月にテックキャンプの受講申し込み。

そんな怒涛の展開から2ヶ月近くが経過しました。

その間テックキャンプの運営事務局からはキックオフに関する事務的な連絡が何もなかったので、(私何か見落としたっけ?)と、ちょっとした不安に駆られる事もありました。

ところがキックオフの2日前。

ようやく運営事務局からメールが届き、そこには『キックオフマニュアル』と銘打たれたマニュアルが添付されていました。

マニュアルにはキックオフまでに済ませなければならない事前準備と、当日の流れが細かく記載されてありました。

事前準備は『Macのセットアップ』、『Safariの使い方』、『zoomの導入』の3つでした。

当時はプログラミング未経験はさることながら、超基礎的なITリテラシーすら持ち合わせていなかった私は、(セットアップ?Macって買ってすぐ使えるんじゃないの?)と、プチパニックでした。

しかしマニュアルがめちゃくちゃ丁寧に書かれていたので、そんなポンコツの私でもなんとか無事に事前準備を終わらせる事ができました。

そして迎えたキックオフ。

当日は9時からの開催で、新型コロナウイルス感染拡大予防の為、対面ではなくzoomを使用して行われました。

出席者は女性のライフコーチ、私、同期4名の計6人で、同期はみな男性でした。

ライフコーチの主導で簡単な自己紹介が行われ、その後スケジュールの説明がありました。

こんな感じでzoomを使用した顔合わせは40分ほどで終了となりました。

その後は各自事前準備の時のように、マニュアルに沿って『Slackの導入』、『キックオフ動画の視聴』、『テックマスターとテックコネクトの登録』を行うよう指示されていました。
(『テックマスター』とはカリキュラムの事で、『テックコネクト』はメンターへの質問の際に使用するチャットやオンライン通話の事です)

利用規約の確認まで済ませたらSlackでライフコーチに連絡する事になっていたので、私はだいたい2時間くらいでこれらを済ませ、ライフコーチに連絡しました。

ここからプログラミング学習の旅が始まった

ライフコーチへの連絡が完了したら、いよいよ学習開始です。

私はここで初めてカリキュラムを目にしました。

カリキュラムはざっくり説明すると、

基礎コース→理解度テスト→応用コース→発展コース→実装課題→最終コース
(※最終課題が終わり次第オリジナルアプリ制作か最終課題に追加機能を実装する)

という流れになっていました。
(この他にRubyに関するドリルも毎日出題されましたが、こちらは提出必須ではありません)

私は学習にフルコミットする事が要求される『短期集中スタイル』ではなく、仕事と両立しながら学習を進めていく『夜間・休日スタイル』を選択したので、学習期間は26週間に設定されていました。

テックキャンプは講義形式ではなく、カリキュラムを使用した自己学習形式なので、カリキュラムの進行は受講生の裁量に任されています。

わからない事は何度でもメンターに質問できますが、基本的には自走しなくてはなりません。
(ただし1日の内メンターに質問できる時間帯は決まっています)

さらにカリキュラムの各項目を済ませたら学習計画ページの『完了日』にチェックを入れなくてはなりません。
(この学習計画ページには各項目の『所要(目安)時間』、『目標日』、『完了日』があって、課題が可視化されているので、スケジュールを立てる際に非常に役に立ちました)

その日の学習の最後には今日の振り返りをSlackで報告する事が求められましたし、週1回(途中からは2週に1回)はライフコーチとの面談があって、学習の進捗状況や疑問点などを話し合う事になっていました。

このようにありとあらゆる方法で挫折を防ぐためのサポートが充実しているのは間違い無いのですが、やはり学習をやるかやらないかに関しては受講生次第ですし、当然今日サボれば明日が、明日サボれば明後日がと、サボった分のツケは雪だるま式に増えていきます。

私にとっては全く経験した事のない、しかもこれまで苦手意識を持った分野の学習になるので、もちろん余裕なんてありません。

私は戦略的に挑まなければ挫折間違いなしだと思い、まずはカリキュラムを俯瞰しました。

カリキュラムの序盤で私が気にかかったのは、基礎コース終了後にある理解度テストでした。

基礎編から抜粋された問題が出題され、合格は80点以上。

何回でも受けられるが、どうしてもクリアできない場合は、今後学習を続けていけるかについて面談が行われるとの事!!

もしかして「こんな基本的な事で躓いているようでは、この先カリキュラムを進めていく事は到底無理です。まことに残念ですが…」的な事を言われ、ここで脱落もあり得るのかと思った私は、早々に怯んでしまいました。

しかしすぐに誓いを思い出しました。

私にやれる事は全てやる。

絶対にカリキュラムの全てを修了し、テックキャンプを卒業して、エンジニア転職を成功させる。

自信というのは漫画家に挫折した際に全て無くしたのでありませんでしたが、私はやると決めた以上はとことんやり抜くという自分の強さを知っていたので、誓いを再確認した後はすぐに冷静さを取り戻しました。

キックオフから数日間、私は時間があればトム(MacBook)を開き、一心不乱にカリキュラムを進めていきました。

悪い予感ほど当たるもの

当時、私のシフトは週4日8時30分〜13時だったので、他の受講生よりも学習時間が確保しやすかったと思います。
(本当は週2回8時30分〜17時30分で契約したのですが、勤務先の都合により即変更)

学習との両立を前提に探した仕事だったので当然といえば当然ですが、夫も協力的でしたし、色々と恵まれた環境だったと思います。

そんな私の唯一の心配事は子供達の体調でした。

当時3歳と1歳だった娘達はそれはそれはよく体調を崩していました。

子供達が体調を崩せば保育園はお休みして家庭保育に切り替えなければならないため、学習どころではなくなります。
(よく子供の事を怪獣と表現する人がいますが、あれマジです)

さらに片方が良くなった頃にはもう片方が体調を崩すという悪循環がこれまでに何度もありましたので、そうなるとカリキュラムの進捗が大幅に滞ってしまいます。

それだけはなんとしても避けたい!!!

2020年はコロナの流行もあって家庭内での感染対策は徹底して行っていました。

保育園も手洗いうがいを励行していたので、もしかしたらこの冬は感染症にかかる事なく越えられるのではなかろうかと、半分祈るような気持ちで淡い期待を持っていました。

しかし私の願いも虚しく、キックオフから1週間も経たないうちに、子供達が高熱を出してしまいました。

夫が仕事を休んで病院に連れて行ってくれたり、すすんで看病や家事を手伝ってくれましたが、どうしても家事・育児の経験値が高い私には及びません。

だからといって夫がしてくれた事に対して文句を言ったりはしないのですが、夫は夫で仕事のストレスや、自分が家事や育児を要領よくできない事に対する苛立ちもあったりして、次第に機嫌が悪くなっていきました。

私自身もライフコーチとの面談をキャンセルしたり、カリキュラムを中断せざるを得なかったりと、いきなり窮地に立たされて焦っていました。

(何で今なのよ。たった半年、たった半年私にプログラミングを勉強する時間をくれたら、希望のない未来が明るいものに変わるかもしれないのに、何で今なのよ。足引っ張んないでよ)

余裕ゼロの私は子供や夫に対しての恨み節を募らせ、子供達には素っ気ない態度で接するようになり、夫婦関係も険悪なものになっていきました。